【要チェック】レンジフード・換気扇クリーニングの費用相場は?業者の選び方も紹介
毎日使うレンジフードや換気扇は、気が付かないうちに汚れていることが多いものです。大掃除の時に外してみると、こびりついた油汚れや埃などのひどい汚れに驚いたり、分解したものの組み立て方がわからず苦労したりすることもよくある話です。
レンジフードや換気扇にこびりついた汚れは一般家庭用の掃除用洗剤で掃除してもよごれが十分に落ちにくいことも多いです。またレンジフードや換気扇は、取り外しが難しい構造になっていて、落下や故障の原因になることもあります。
スッキリ綺麗な換気扇やレンジフードのお掃除はプロにお任せしてみませんか。こちらではレンジフードや換気扇クリーニングの費用相場や安心してお任せできる業者の選び方も詳しくご紹介しています。
レンジフード・換気扇クリーニングの費用相場
レンジフードや換気扇のクリーニングの専門業者を選ぶときにまず知っておきたいのが、費用相場です。換気扇のタイプ(プロペラ、シロッコファンなど)によっても異なるのであらかじめ相場を押さえておくと事業者を選ぶときの基準になります。
プロペラ式の換気扇の場合のクリーニング費用相場は、8,000~20,000円程度が相場目安になります。
シロッコファンの場合は、12,000円~20,000円くらいが相場になります。いずれにしても大手になるほど金額が高くなる傾向があります。
独自のクリーニング技術や研修がしっかりしていることなども理由として挙げられますが、メジャーではないクリーニング業者であっても、確かな技術やサービスが充実していることもあるので、知名度や金額だけで選ぶよりもポイントを絞って選定することが重要です。
レンジフード・換気扇クリーニング業者の選び方
レンジフードや換気扇のクリーニングの選び方にはいくつかポイントがあります。予算以外にもどのような点に気をつけたらいいのか、具体的に詳しく解説していきます。
料金が安い
換気扇やレンジフードのクリーニング業者の選定で気になるのは、まず料金です。料金が安いところは大手よりも技術が劣るということはありません。換気扇やレンジフードをクリーニングしてくれる業者で料金が安いところでも、技術はもちろん、満足のいく仕上がりにしてくれる業者も多数存在します。
反対に大手企業など金額が高いところは、広告宣伝を幅広く行っている以外にも、研修が充実していることや、複数体制でクリーニングをおこなってくれるところもあります。
料金を比較する際には、クリーニング料金の中に駐車場料金が含まれているものや、もともと含まれていないところもありますし、換気扇をキッチンの1か所だけクリーニングしてくれるのか、複数してもらえるのか、どのような人が何人など見積もりを取る際にあらかじめ確認しておくことがポイントになります。
またハウスクリーニング業者によっては繁忙期である年末年始以外の時期に、安くなるキャンペーンなどを打ち出しているところもあるので、価格が気になる人は、繁忙期を外した時期を狙って依頼するのもおすすめです。
清掃技術がある
大手や口コミ評価の高いレンジフード・換気扇クリーニング業者の場合、独自の技術研修を行ったスタッフを配置しているところもあります。組み立てや分解が複雑になる換気扇は、特にクリーニング後に破損や故障の原因になることもあるので、しっかりとした技術がある業者を選びたいものです。
使用する洗剤については小さなお子さんやペットを飼っている家庭にとって気になるところです。清掃時に使用する洗剤が環境に配慮したものを使っているところや、細かなところまで清掃できる独自の清掃機器を使っているところもあります。
日頃手が届かないところや細かなところまできれいにしてくれるので、換気扇やレンジフードなどのクリーニングこそプロならではのこだわりの技術が実感できます。
仕上がり保証がある
レンジフードや換気扇のクリーニングを依頼するときには、仕上がり保証がある業者を選ぶのもポイントです。ハウスクリーニングでよくあるトラブルの中には、「想像していたよりもきれいにならなかった」というケースが少なくありません。
仕上がり保証制度は換気扇やレンジフードのクリーニング後、仕上がりに満足がいかなかった場合に、数日から一定期間以内なら再度クリーニングしてくれる保証制度です。特に初めて換気扇やレンジフードのクリーニングを依頼するときには、仕上がり保証があると安心です。
接客対応が良い
換気扇やレンジフードのクリーニングを依頼するときに、スタッフの接客態度が気になることもあります。せっかく依頼しても態度が悪かった場合、仕上がり以上にスタッフの態度の悪さが気になってしまい「頼むんじゃなかった」ということになりかねません。
換気扇やレンジフードのクリーニングの技術以外にも、接客サービス研修を行っている企業もあります。接客態度が良く、気持ちの良いサービスを受けられたら、依頼主も「またお願いしたい」という気持ちになります。
レンジフードや換気扇のクリーニングを依頼するときには、口コミ評価はもちろん、接客サービスについて研修を行っている企業を選ぶのもポイントになります。
クリーニングに来る人が全員社員
レンジフードや換気扇のクリーニングを選ぶときに、全員社員が来てくれる業者を選ぶのも大切です。ハウスクリーニング業者の中には、提携している会社に依頼することもあります。その場合には、換気扇やレンジフードのクリーニング技術が本当に確かなのか、また依頼した会社の基準を満たしているのか、わかりにくいことがあります。
さらに、依頼した窓口になっている企業のスタッフ研修を受けていないこともあるため、しっかりとした接客サービスを受けられない、見積もりしていた人と違う企業が来たので金額が上乗せされていた、などのトラブルに発展することもあります。
レンジフードや換気扇のクリーニングを依頼するときには、社員がクリーニングをしてくれるところを選ぶことで安心してお任せできます。
保険に加入している
レンジフードや換気扇のクリーニングを依頼するときには、保険に加入している業者を選ぶのは重要なポイントになります。
換気扇やレンジフードのクリーニング時に強い洗剤を使ってコーティングや色がはげてしまったり、清掃時に落下や強い力が加わってしまうことで破損したりすることがあります。
自宅に訪問してもらってクリーニングをお願いする際には、清掃場所やそれ以外のところに置いていたものを、業者が訪問時にうっかり破損させてしまったり、紛失させてしまったりすることもあります。あってはなりませんが、保険に加入している企業なら、万が一のトラブルに遭遇しても対応してもらえるので安心して依頼できます。
レンジフード・換気扇クリーニングを頼むなら大手企業?中小企業?
レンジフードや換気扇のクリーニングを依頼するときには、ネームバリューのある大手企業にするか、中小企業に依頼するか迷う人も多い事でしょう。いずれにもメリット、デメリットがあるので、こちらで解説していきます。
大手企業に依頼するメリット・デメリット
換気扇やレンジフードのクリーニングを大手に依頼するメリットは、大手ならではの保証の手厚さと技術の高さポイントになります。技術研修以外にもスタッフの接客態度まできめ細かなサービスが受けられます。清掃する洗剤や用具、機材も独自開発したものが使われていることが多いので、丁寧で綺麗にしてもらえるのが魅力といえるでしょう。初回おまとめサービスなどお得なキャンペーンを打ち出していることもあります。
大手に依頼するデメリットは、金額が高額になってしまうことです。またマニュアル通りの対応をされてしまうこともあるため、「融通が利かない」「こちらの意図を汲んでくれない」と思うこともあります。大手は人気が高いことから、繁忙期にはなかなか日程が組めないことも少なくありません。
中小企業に依頼するメリット・デメリット
換気扇やレンジフードを中小企業にクリーニングを依頼する際には価格面が大きなメリットになります。大手と違い知名度があまりなくても、広告宣伝費を抑えていることもあります。大手ほど知られていない企業でも、口コミ評価が高い企業も多く存在しますし、クリーニングの技術が高いところも多く存在します。地域密着型のクリーニング業者もあり、地域性を活かしたサービスを展開している企業もあります。
また中小企業に換気扇やレンジフードのクリーニングを依頼するときには、大手ほどマニュアルが厳しくないところもあるので、依頼主の希望を取り入れてもらいやすいというメリットもあります。
中小企業に依頼する際のデメリットとして、研修が十分ではないところも中には存在します。接客マナーの研修が無い、または技術が期待外れになってしまうケースも少なくありません。リーズナブルな見積もりの場合には、口コミ評価を参考にしながら、どのような洗剤を使うのか、保証はどうか、駐車場料金は入っているのか、クリーニングに来る人がどんな人か、など依頼前に確認しておくようにしましょう。
業者が行うレンジフード・換気扇クリーニングの流れ
レンジフードや換気扇のクリーニングを業者が実際に行う時の流れは以下の通りになります。前日までに、実際の清掃箇所や汚れの状態などを確認後、見積もり、スケジュールの確認を行います。当日の流れは以下の通りです。
- 1.汚れが付かないように養生やシートなど設営する
- 2.換気扇を分解
- 3.つけ置き洗浄を実施
- 4.換気扇内部の清掃を行う(レンジフードの場合)
- 5.換気扇を洗浄後、組み立て
- 6.動作の確認
レンジフードや換気扇のクリーニングを内部まで行ってくれるので、自分では気が付かない細かな汚れや、落としにくい油汚れもきれいにしてもらえます。専門業者ならではの、特別な技術や洗剤などを使用して、素人ではできない仕上がりが期待できます。
レンジフード・換気扇の掃除頻度
レンジフードや換気扇の清掃頻度は、1年に1回がベストです。換気扇につく汚れは主に油とほこりの汚れになるので、こまめに行うことで、汚れ落ちがスムーズになります。また換気扇の汚れを放置しておくと、パネルを傷つけたり、塗装が剥げたりすることもあります。
レンジフード周りなら、月に1回程度さっと拭くだけで汚れを最小限に抑えることも可能になります。ノンフィルタータイプなら、1~3ヶ月に1回程度、シロッコファンは年に1度程度の掃除を行うことで、綺麗な状態がキープできる以外にも、換気扇やファンが正常に動くようになるため、こまめなお掃除をおすすめします。
換気扇やレンジフードの内部や外してまでのクリーニングとなると、やはりプロにおまかせして、隅々まできれいにしてもらうのがおすすめです。外し方や取り付け方を間違えて破損したり、強い洗剤を使って換気扇や部品を傷つけても自己責任となります。できれば日頃から軽くお掃除し、1年に1回はプロの手を借りて徹底的に掃除する機会を設けるのがポイントです。
レンジフード・換気扇の掃除をサボるとどうなる?
レンジフードや換気扇をサボると。換気扇そのものの機能が十分に働かないようになります。空気中の油が飛び散り、換気扇やフード、フィルターにこびりついてしまうからです。また油の付着した換気扇にはほこりも付着しやすくなり、換気効率も低下します。
レンジフードや換気扇のお掃除をサボると、換気扇の内部に油が付いて、時間が経過するごとに油が酸化していくので、室内の匂いの発生の原因にもなります。油がこびりついた状態で換気扇を稼働させると、十分にファンが稼働しない、油の粘土で動かなくなるなど、故障の原因にもなります。
またレンジフードや換気扇の周辺に油を吸着したほこりを放置すると、料理中の調理器具内に落下する事があります。衛生面からもこまめに換気扇やレンジフードのクリーニングをすることが大切です。
まとめ
レンジフードや換気扇のクリーニングは、専門業者に依頼すると徹底的に綺麗にしてもらえるのでおすすめです。クリーニング業者を選ぶときには、料金以外にも、技術面や保証、サービスなど、仕上がり以外の条件もチェックすることが大切です。
換気扇の効率を下げず、長く使うためにも、日頃から少しずつお掃除する習慣をつけて、1年に1回、クリーニング業者で徹底的に綺麗にするサイクルを作ることがポイントです。